キッチンカーを始めたいと思ったときに、まず気になるのが「資金はいくら必要なの?」という点ではないでしょうか。
特に30代女性の方からは、
「自己資金が少ないけど大丈夫?」
「子育てと両立しながらでも無理なく返済できる?」
といった相談をよくいただきます。
初期費用の目安
キッチンカー開業にかかる初期費用は、おおよそ200〜400万円といわれています。
内訳としては、
- 車両購入・改造費:150〜250万円
- 調理機材・備品:20〜50万円
- 保健所の許可・各種申請:数万円
- 開業準備(宣伝・販促物など):10〜20万円
となるのが一般的です。
もちろん、軽トラックを利用した小規模なキッチンカーであれば200万円以下でも始められますし、大きめの車両で本格的に営業する場合は500万円近くかかるケースもあります。
自己資金と融資のバランス
「資金がないから無理…」と諦める必要はありません。
実際に多くの方が、自己資金+融資や補助金を組み合わせてスタートしています。
- 自己資金:最低でも50〜100万円あると安心
- 融資:日本政策金融公庫の「新創業融資制度」は、女性や子育て世代の起業を支援しており利用しやすい
- 補助金・助成金:自治体や商工会議所で「創業補助金」「小規模事業者持続化補助金」などが使える場合も
特に子育て中の女性は、「女性起業家向け制度」を活用できる可能性があります。
無理のない返済計画を
大切なのは「返せる金額」で借りることです。
例えば、毎月10万円の返済なら、売上目標を30万円程度に設定すれば現実的に回していけます。
自分の生活スタイルや子育ての状況に合わせ、どのくらいの売上が必要かを逆算して資金を計画することが成功への近道です。
まとめ
キッチンカー開業は、固定店舗に比べて低資金で始められるのが魅力です。
しかし「いくらあれば足りるか」を曖昧にしたままスタートすると、思わぬ出費に追われてしまうことも。
「さくらキッチンカー相談所」では、資金計画から融資・補助金の相談まで、個別にサポートしています。
開業を考えている方は、まずは自分の資金状況を整理し、無理のないプランを立てることから始めましょう。
あなたの「やりたい」を叶える一歩を、私たちと一緒に踏み出してみませんか?
👉 次回は【第3回】「失敗しないキッチンカー車両選びのポイント」をお届けします。
